シング、ヒョードル戦は未定
「プロレス・DEEP」
DEEPは14日、都内で会見し、17日・後楽園ホール大会で長谷川賢が返上したメガトン級王座決定戦として、09年K-1アジアGP王者のシング・心(ハート)・ジャディブとカルロス・トヨタが対戦すると発表した。
インド出身で、3歳から東京で育った198センチ、100キロのシングは総合格闘技1勝0敗ながら、一部で大みそか「RIZIN」で復帰するエメリヤーエンコ・ヒョードルの相手としてうわさされている。この日、佐伯繁代表は「シング、長谷川、元谷友貴らを(RIZIN実行委員長の)榊原氏に売り込んでいる状態。シングはヘビー級トーナメントに参戦の可能性だってある。マッチメークは17日に来場する榊原氏に任せている」とコメントした。
シングは、トヨタ戦について「日本での試合は3、4年ぶり。総合格闘家らしい、キックボクサーと思えない試合をしたい、タイトル戦は3日くらい前に聞いたんで、試合のことだけ考えたい。ベルトがついてくればうれしい」と流ちょうな日本語で語った。
「RIZIN」への出場は希望しており、ヒョードルについては「名のある選手と戦えるチャンスは、なかなかないんで。人生1度きりなら、できればやってみたい」と興味を示しつつ、「ヘビー級トーナメントでもワンマッチでもこだわりはない」とした。
カルロス・トヨタは7月のROAD FC日本大会でチェ・ホンマンを豪快にKOして以来の試合。佐伯代表は「勝った方が“RIZIN”に出ることになるのでは」と話した。