河野公平、興毅に「ちっちゃいなあ」
「ボクシング・WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(16日、シカゴ)
王者・河野公平(34)=ワタナベ=が14日(日本時間15日)、元世界3階級王者で同級2位の亀田興毅(28)=亀田=の挑戦を受ける防衛戦の記者会見に出席した。
亀田らとともに出席した記者会見。あいさつに立った河野は「コンディションはバッチリです。最高に仕上がってます。早く試合がしたい。必ず勝ちます」と意気込み。報道陣用の撮影のために並んだ挑戦者を「ちっちゃいなあと思った。なんてことないですよ」と見下した。
前日の公開練習では亀田と会いたくないと言っていたチャンピオンは「試合前はだれとも会いたくない、亀田選手とか関係なしに。人生賭けて戦うんで」と説明。敵からの挑発的な言葉には「予想どおりなんで言わしておけばいい。ま、いいかなと」と“完全スルー”を決め込んだ。
あす15日は前日計量。朝の時点でリミットまで500グラムであることを明かしながら「チャンピオンの方が気は楽。すごくリラックスできてます。それがコンディションのよさにつながっている」と余裕の笑みを浮かべた。