船木と関本がシングル初対決12・9

リアルジャパンの後楽園大会で対戦するレジェンド王者・船木誠勝(左)と挑戦者の関本大介
2枚

 リアルジャパンプロレスは10日、都内で会見し、12月9日の後楽園ホール大会でレジェンド王者・船木誠勝が大日本・関本大介と初防衛戦を行うと発表した。両者は、11年12月に全日本プロレス世界最強タッグ決定リーグ戦の公式戦で対戦して以来、シングルでは初対決となる。

 この日は、両者そろって会見に出席。4年前の対決で関本は、パートナーの岡林裕二が船木に敗戦した。自身は船木の浴びせ蹴りで立てなくなった記憶があるといい「リベンジを果たすべく、名乗りを上げさせていただいた。ベルトを奪い取る気持ちで戦いたい」と意気込みを明かした。

 船木について「常にベストコンディションで技が切れる。お侍さんは見たことないけど、“甦ったサムライ”とポスターにあったけど、その通り」とリスペクトした上で「自分は打たれ強さには自信があるんで、キックなどの打撃より1番怖いのはサブミッション。力で封じ込むしか策はないと思う」と戦略を思い描いた。

 迎え撃つ船木は「関本選手が名乗りを上げてくれて光栄。4年前に当たった感覚はあまり思い出せなくて、パワーファイターで強い衝撃があったくらい」と前回対戦には強い印象がなかった様子。

 それでも「最近の彼の試合を見て、不得意な相手。本物のパワーファイターなので、投げ技、ラリアートが強い。同じタイプは諏訪魔選手、佐藤耕平選手しかり、初戦を落としてる。不安はあるけど、初代タイガーマスクから受け継いだベルトを防衛するために気を引き締めたい」と警戒した。

 V1戦に向けては「お互いにスタイルが違う方が本当の試合になると思う。自分は関節技か一瞬の打撃の2つしかない。勝ったときに出た技が最高の形」とベルト死守を誓った。

 また、両者の実力を認める初代タイガーマスクは「最高のストロングスタイルができる2人。12月9日が楽しみで仕方ない」と最大級の期待をかけた。

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