高阪剛12・29トンプソン戦が決定

ジェームズ・トンプソン戦での復帰が決まった高阪剛
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 年末の格闘技イベント「RIZIN」で06年5月5日以来の復帰を果たす高阪剛の対戦相手が20日、ジェームズ・トンプソンに決まった。都内で行われた会見で発表された。2012年からラグビー日本代表のスポットコーチも務める高阪は、代表からの刺激が復帰理由のひとつであることも明かした。

 会見に出席した高阪は「PRIDE無差別級GPを最後にリングを降りたときは、2度と上がることはないだろうと思ったけど、一生、格闘家として生きていこうと思った。格闘家としての生き方を今まで自問自答で繰り返して、『格闘家ってなんだろう?』と日々生活しながらトレーニングとか生活をしてきた」と、これまでの経緯を明かした。

 復帰を決めた理由にも言及し「戦うということを捨てきれなかったというのが復帰を決めた1番。人間同士が全部をさらけ出して戦うのが格闘家なのかなというのが、自分で出した答え」。昨年10月には「もう1回リングに戻ろう」と決めていたといい、「常に格闘家として生きてきた自分をリングの上で表現したい」とした。

 イングランドW杯で大活躍したラグビー日本代表のスポットコーチも務める。「国を背負って戦う姿勢とか気持ちの持って行き方を含め、すごく刺激になった。その中で自分も入り込んで指導させていただいた。復帰に関してたくさん理由がある中の1つで間違いない」と、ラグビー日本代表からの刺激も復帰理由のひとつだと明かした。

 また、相手のトンプソンに関しては「よくぞ組んでくれたという思い。勝ち負けはあるけど、リングでやり合える戦いが表現できる選手」と歓迎した。

 試合は12月29日。この日の会見では、同日がPRIDEやDREAMとのけじめの日「SARABAの宴」と銘打たれることが発表された。

 高田延彦RIZIN統括本部長から「止まった時計を動かすきっかけを作る男はそういない。幕開けはTKしかいない。はっきりいえば第1試合」と開幕戦に指名されると、高阪は「逆に自分から手を挙げさせてください」と返答。オープニングファイトが電撃決定した。

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