「ＷＢＡ世界フライ級タイトルマッチ」（３１日、エディオンアリーナ大阪）

　世界３階級制覇王者・井岡一翔（２６）＝井岡＝と大みそかに再戦する同級２位のフアンカルロス・レベコ（３２）＝アルゼンチン＝が２３日、関西国際空港着の航空機で来日した。

　４月に判定０－２で敗れ、９度目の防衛に失敗し王座陥落。「一翔はエクセレントな王者。今回は挑戦者。前よりもっと集中しているし、勝つ思いがある。十分、勝つための準備をしてきた」と雪辱へ燃えた。

　判定に納得がいかず、敗戦後、ＷＢＡに訴えるなどしたが、リングで決着を付けるのみ。「正面切って打ち合って、どっちが強いか証明しよう。今回、勝つのはオレだ」と、自信満々に言い切った。