ボクシング中沢、今年こそタイトル初挑戦

2016年始動した(左から)辰吉寿以輝、池水達也、中沢奨
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 ボクシングの大阪帝拳所属の東洋太平洋スーパーバンタム級9位、日本同8位の中沢奨(23)、池水達也(22)は4日、大阪市内で、弟分の辰吉寿以輝(19)とともに2016年を始動した。

 デビュー8連勝(4KO)の中沢は、今年こそタイトル初挑戦を狙う。正月は家族とともに恒例の伊勢神宮初詣し、必勝を祈願。「チャンピオンになる」と誓った。

 昨年末は久保隼(25)=真正=が同級王座を獲得。同じ関西ジムの新王者に刺激を受け、「やれば関西が盛り上がるのでやりたい。うまい選手だけど、勝つ自信は全然あります」とチャンスを待ち望んだ。

 13年全日本新人王の池水は戦績13勝(6KO)1敗。昨年はプロ初黒星を喫し、日本ランク落ちしただけに「焦りがある」と逆襲を誓う年。元旦からロードワークを開始するなど、気合は十分だ。

 “辰吉二世”と言われた逸材で「ジョーちゃん(元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎)が僕の年の時を考えたら頑張らないかんと思う。下からも追い上げてきてるし、意識の中でも変わってきた」と語った。

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