ボクシングのワタナベジムのＷＢＡ世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志、同スーパーフライ級王者・河野公平、同ライトフライ級王者・田口良一が２０日、東京・品川区役所に浜野健区長を訪ね、昨年の防衛を報告した。

　内山は浜野区長から「暮れの防衛戦は３回決着でしたか。何で決まったか素人目にはまったく分からなかった。今年は具志堅さんの記録（１３連続防衛）も意識しますね」と激励され「年内か来年に抜ければいいかと思います」と応じた。

　Ｖ１２戦の対戦が濃厚な元ＷＢＡ世界フェザー級スーパー王者のニコラス・ウォータース（ジャマイカ）が最新のＷＢＡランキングでスーパーフェザー級２位に入った。対戦がより現実味を増し、内山は「ありがたいですね」と応じた。

　また、３月に予定される河野の３度目の防衛戦について渡辺均会長は「まだ話し合っているところですが、マカオよりも上海が有力ですね」と話した。田口のＶ３戦は４月か５月に国内で行う予定という。