岩佐亮佑、再起2戦目は圧倒的勝利狙う
「ボクシング・10回戦」(6日、後楽園ホール)
56・2キロ契約10回戦の前日計量が5日、都内のボクシングコミッションで行われ、元日本、東洋太平洋バンタム級王者で、IBF世界同級5位の岩佐亮佑(26)=セレス=、デニス・トゥビエロン(26)=フィリピン=とも56・1キロでパスした。
昨年6月、英国で行われたIBF世界バンタム級暫定王座決定戦で、リー・ハスキンズ(英国)に6回TKO負け。昨年11月の再起戦は5回負傷判定勝ち(3-0)で「やりたいこと、試したいことをする前に終わってしまった」だけに、今回の再起2戦目は内容にこだわる。
バンタムからスーパーバンタム級に上げ「減量が楽になったし、練習のストレスもなくなった。パワー、体の強さ、パンチ力がより強くなったと思う」と手応えを口にした。
今年は再び世界王座を狙っている。「(昨年の)悔しさは一日たりとも忘れていない。世界のリングに戻るため、快勝して足がかりにしたい」と圧倒的勝利を誓った。