全日本3冠決定戦 宮原、ゼウスが会見

 「プロレス・全日本後楽園ホール大会」(12日、後楽園ホール)

 3冠ヘビー級王座決定戦に出場する宮原健斗(26)とゼウス(34)が5日、横浜市内の全日本事務所で会見を行い、宮原はテリー・ゴディの29歳を抜く史上最年少戴冠、ゼウスはボディガーと保持する世界タッグ王座(PWFとインターナショナルの統一王座)と合わせての5冠王への意気込みを示した。

 当初は宮原が王者・諏訪魔に挑戦する予定だったが、諏訪魔がアキレスけん断裂の重傷を負い、王座を返上したことで急きょ組まれた対戦で、両者とも勝てば初の王座奪取となる。

 宮原は「決定戦になったことは使命だと思っています。今の全日本を見渡しても、オレがこのベルトを持たないと次のステップへ行けない。2月12日は新しい全日本の記念日になる。このベルトの歴史でもある最年少記録、とにかく歴史に名前を残したい」と、全日本の新時代を切り開く覚悟を示した。

 一方のゼウスは「オレが全日本に入ってきた理由は、このベルトを獲るためじゃ。相手が諏訪魔、宮原、石川、誰でもええ。オレが勝って合わせて5冠や!!どや、かっこええやろ」と立ちあがり、身振り手振りを加えながら猛アピール。さらに、「自分みたいな大阪プロレスで育った雑草が、これを巻くときが来たかと。これは歴史に名前刻むなと。インディーのみんなに夢を与えることができるんじゃないかと思う」と、成り上がりに強い意欲を示した。

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