プロレスのドラディションは８日、１６年の第１弾大会（３月２９日、東京・後楽園ホール）についての会見を行い、藤波辰爾（６２）の長男であるＬＥＯＮＡ（２２）と真田聖也（２８）のシングルマッチを行うと発表した。

　立大法学部４年のＬＥＯＮＡは３月２４日に卒業式に出席し同日にリアルジャパンの興行に参戦するが、所属団体での社会人初戦は３月２９日の試合。今後はプロレスに専念する意向で、「大学生であろうとなかろうと、プロレスに対する接し方はこれまで以上に気を引き締めていきたい」と意気込みを示した。

　一方の真田は「向こうは大学を卒業、ボクはレベルの低い高校。真逆の人生を歩んでいるので楽しみです」と対戦を心待ち。藤波はこのカードを組んだ理由を、「ＬＥＯＮＡにとってデビューの時から気の休まる試合はなかったけど、ＬＥＯＮＡが早く成長するにあたって、ボクがぜひとも胸を借りておいた方がいいって選手をずっと当ててきて、真田選手も避けて通れない。そういう部分ではいい刺激というか、得るものは大きいでしょうし」と説明した。

　また、同興行には全日本の秋山準、青柳優馬、大日本の関本大介らの参戦も予定。藤波は「今回は今までと違って大物ぞろい。やるからには、お客さんにインパクトのある試合、カードを組んでいこうと。今年第１弾なので、気を引き締めていきたい」と話した。