リアルジャパン・王者関本に長井が挑戦
リアルジャパンプロレスは17日、都内で会見を行い、3月24日の東京・後楽園ホール大会で王者の関本大介に長井満也が挑戦するレジェンド・チャンピオンシップ戦を行うと発表した。
昨年12月に関本が熱戦を制して船木誠勝から王座を奪った直後、長井が挑戦をアピールして実現した一戦。過去に同王座を2度獲得し、今年でデビュー25周年を迎える長井は「レスラーとしての残りの時間を考えると、完全燃焼したい、自分が燃えられるような試合をしたいと思うようになった。最近は『君がプロレスラーなの?』というような、その辺の兄ちゃんに負けちゃいそうな子が多い。昔から関本君がすごいのは知っている。ボクがプロレスラーだと認めている人とプロレスの激しい試合をしたい」と、この一戦にかける意気込みを語った。
一方、初防衛戦の関本は「長井選手がリングに上がって、ボクの目をしっかり見つめて、『挑戦させろ』と言われました。自分はその熱意に応えたいと思いました。チャンピオンとして長井選手の気持ちを受け止めて王座を防衛したいと思います」と堂々と受けて立つ構え。長井の同王者時代に2度挑戦してともに両者リングアウトに終わっており、「何度か戦いましたが不透明決着に終わったので、今度は男と男の勝負ができると。初防衛戦にふさわしい相手?その通りです」と完全決着への意欲を示した。
主宰の初代タイガーマスクこと佐山聡氏は「ストロングスタイルの牙城を守ってくれる人たちが最高の試合をしてくれる」と、2人にかける期待の大きさを力説。さらには、髪をそり上げている長井の頭を見つめながら「2人の特別な感情、試合にかける思いがカベジェラ・コントラ・カベジェラ(敗者髪切りマッチ)になるかもしれない」と話した。