藤波、秋山が3・29初対戦
藤波辰爾率いるプロレス団体のドラディションは24日、都内で会見を開き、3月29日の東京・後楽園ホール大会で藤波、ヒロ斎藤組-秋山準、青柳優馬組戦などの全カードを発表した。藤波と秋山はシングル、タッグを通じて初対戦。
会見には藤波と秋山が出席。藤波はオファーを出した理由を「いつかは対戦を、と待ち望んでいた。遅すぎたというか、もっと早い時期にやりたかった」と説明。一方の秋山は「最近は他団体に出ることもなく、(オファーが)あってもやんわりと断ってきたんですが、藤波さんとやらせていただけるのであれば出させていただきますと(返事をした)」と、快諾したことを明かした。
秋山は、藤波とライバル関係にありながら対戦が実現しなかった故・ジャンボ鶴田さんの教え子。お互いの印象を、藤波は「やっぱりオーラがある。(故・ジャイアント)馬場さんからの全日本の流れというか、自分が対戦を待ち望んでいた最後と言ってもいいぐらいの大物」と評すると、秋山は「最近は年を取るとみんなレジェンドになりますけど、藤波さんはレジェンド中のレジェンド。久しぶりに胸を借りる、新鮮な気持ち」と、胸を弾ませた。