ボクシング一翔石垣島出発
ボクシング史上最速の世界3階級制覇王者でWBA世界フライ級王者・井岡一翔(26)=井岡=が6日、初の沖縄・石垣島キャンプを行うため、関西国際空港から出発した。
5月にも予定する3度目の防衛戦に向け、同僚の東洋太平洋ライト級王者・中谷正義、同バンタム級王者・山本隆寛、日本スーパーフライ級王者・石田匠らとともに2泊3日で南国を走り込み、下半身を強化する。
井岡ジムのキャンプは和歌山県・白浜町が定番だったが、気分一新。「景色も違うし気候も暖かい。場所が変わるのは楽しみ。いい状態が作れるように。ここから始まっている」と気合を入れた。
石垣島は世界王座を国内最多の13度連続防衛した元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高の出身地。井岡一法会長は「具志堅ロードを走って(体の)地盤を作りたい」と、名チャンプのルーツで鍛え上げるつもりだ。