一翔、具志堅用高記念館で偉大さ痛感

具志堅用高記念館を訪れた井岡一翔
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 ボクシング史上最速の世界3階級制覇王者でWBA世界フライ級王者の井岡一翔(26)=井岡=が7日、初めて石垣島で行うキャンプを公開した。午前中に砂浜を10キロ走り、午後には「具志堅用高記念館」を訪れ、同島出身で世界王座を国内最多13度防衛した偉大な先輩の足跡を追った。

 ズラリと並べられたトロフィー、賞状、縦。年代物のベルト。1~13度の防衛の歴史を神妙な面持ちで目に焼き付けた。「伝説のボクサー。13度はいまだ破られていないすごさは、現役をやっていて思います」と偉大さを現地で痛感した。

 一翔も同じWBAライトフライ級王座は3度防衛している。東京を訪れた際は具志堅氏のジムで練習を行うなど交流してきた。

 記念館にも掲げられた「一生拳命に走れ」との具志堅氏の言葉にはしばらく足を止めた。「具志堅さんのジムにもあるんですけど、精神面でも走ることが1番大事。具志堅さんに近づけるように、下半身を強化していきたい」と意気込んだ。

 5月にも予定する3度目の防衛戦に向けた走り込みキャンプは9日まで3泊4日で行われる。

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