金子大樹、注目の再起戦へ意気込み
「ボクシング ライト級8回戦」(11日、後楽園ホール)
前日計量が10日、都内の日本ボクシングコミッションで行われ、元日本フェザー級王者の金子大樹(27)=横浜光=が61・1キロ、相馬一哉(36)=一力=が60・9キロでパスした。
13年12月31日に、WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(ワタナベ)に挑戦したキャリアも持つ金子の再起戦として注目の一戦。昨年はジョムトーン・チューワッタナ(タイ)、仲村正男(渥美)に連敗し、スーパーフェザー級戦線から大きく後れを取った。
金子は「去年は散々だった。前回(1-2で判定負けした仲村戦で)気づいたことがあって、自分のボクシングを見直すことができた」と振り返った。視野が狭くなっていたことを反省し「自分を客観的に見られるようになった」という。
ライト級での再起戦となるが「一番いいのはスーパーフェザーですけど、(世界への)チャンスがあればライト級でもやれます」と、柔軟に構えていく。