加治木が4試合連続KOで6連勝
「ボクシング・フェザー級8回戦」(10日、エルシアター)
メーンを務めた東洋太平洋フェザー級5位、日本同級8位の加治木了太(28)=大鵬=がノッパガーオ・ガオラーンレックジム(タイ)を1回1分43秒TKOで下し、4試合連続KO勝利。6連勝を飾り、戦績を28勝(19KO)9敗とした。
自慢の左フックを打ち込み、相手をあおむけに失神させる豪快な一発KO劇。リングでは「手応えありましたね。誰にも負ける気がしない。そろそろおっちゃん。ベルトを巻かないといけない」と、声援に応えた。
12年12月、日本スーパーフェザー級王座に初挑戦したが、王者の金子大樹(横浜光)に6回TKOで屈し、戴冠はならず。雪辱機を待ち望んでおり、今年こその思いは強い。
「ベスト階級」と言うフェザー級で昨年から負け知らず。「日本でも東洋でもベルトが欲しい」とキッパリ。激戦区ながら「強いやつが多いからって逃げていたら負け。加治木もおる、というのをアピールする」と、勝負の年に位置づけた。