元ボクサーのアリ氏が死去 74歳、元ヘビー級世界王者

 2005年11月、ワシントンのホワイトハウスで、ブッシュ米大統領(後方)から「大統領自由勲章」を授与されるムハマド・アリ氏(ロイター=共同)
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 【ワシントン共同】米NBCテレビなどは4日、呼吸器系の病気で入院していたボクシングの元世界ヘビー級王者のムハマド・アリ氏が死去したと報じた。74歳。

 米ケンタッキー州出身。1960年ローマ五輪のライトヘビー級で金メダルに輝いた。プロでは64年にソニー・リストン(米国)から世界ヘビー級王座を奪うと、9度の防衛に成功した。

 名前を「カシアス・クレイ」からイスラム教への改宗で変えたアリ氏。ベトナム戦争で徴兵を拒否してタイトルを剥奪され、黒人解放運動に加わったこともある。

 現役時代にジョージ・フォアマン氏(米国)らと名勝負を繰り広げたアリ氏は81年に引退した。

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