大仁田“鬼棒”の破壊力「すごすぎる」
「プロレス・大仁田興行」(11日、山形・酒田市営体育館)
あまりの破壊力に絶句した。大仁田厚が「電流爆破デンジャラス鬼棒デスマッチ」で保坂秀樹、リッキー・フジと組み、雷神矢口、NOSAWA論外、橋本友彦と対戦。W★INGモンスター軍の矢口、橋本が開発した鬼棒は、5月13日に実施された公開実験で披露されたが、試合で使用されるのは、この日が初めてで、その犠牲となったのは、リッキーだった。
矢口がフルスイングした鬼棒がリッキーの腹部に命中すると、すさまじい爆音とともに、火の粉が飛散。煙がもうもうと立ち上る中、すかさず矢口がリッキーから3カウントを奪取した。被爆したリッキーは失神し、担架で運ばれるほどの威力。幾多の爆破デスマッチを経験してきた大仁田でさえ、「この破壊力はすごすぎる…」と言葉を失った。
対する矢口は「見たか、この破壊力を!!7月に岡山、広島でやるんだろ?だったら、そこで使わせてやるよ。アイツらが逃げなければ、なんだったらUWF軍とやってもいいんだよ」と怪気炎。7月17日の岡山県卸センターオレンジホール大会、7月18日の広島県立広島産業会館西展示館大会でも鬼棒デスマッチが決行されることが濃厚となった。