鈴木みのるGHC王座総取り後離脱予告
「プロレス・鈴木軍興行」(18日、東京・後楽園ホール)
鈴木軍を率いる鈴木みのるが、GHCタッグ王座のベルトを強奪した。飯塚高史、杉浦貴と組んで、初参戦の桜庭和志と組んだ同王者の矢野通、丸藤正道組と6人タッグで激突。総合格闘技の心得のある鈴木と杉浦が桜庭とグラウンドの攻防を繰り広げるなどクリーンなファイトも見せたが、やはり場外戦などのラフファイトに持ち込んでペースをつかんだ。
最後は杉浦がイスを手にしてレフェリーの注意を引く間に飯塚が鋼鉄の指を矢野に突き刺し、鈴木自らゴッチ式脳天くい打ちでトドメを刺した。試合後、鈴木はダメージに苦しむ矢野と丸藤を尻目にベルトを強奪し、「約束通り、このベルト、オレたちのものだ。このベルトはあるべき姿に戻る。返してくれてありがと~」とアピール。
さらに、「次は潮崎豪に奪われたオレたちの宝、GHCヘビー級のベルト、総動員で取り返しに行くぞ。こうやって、テメエらの大事にしているものを、すべてオレたちの手の内にもう一度入れる。そしたら、オレたちは次の旅でも行くかね。さあ、それを取ってどこに行こうか。世界中がオレたちを待っているんだ」と、ノアのベルト総取り後に離脱することを予告した。