C大阪 ポポビッチ監督解任
J1C大阪は9日、ランコ・ポポビッチ監督(46)とヴラディッツァ・グルイッチヘッドコーチ(51)との契約を解除することを発表した。
今季から指揮を執るポポビッチ監督は、日本代表FW柿谷、同MF山口らをはじめ、今季から加入した10年南アW杯MVP&得点王のウルグアイ代表FWフォルランらJリーグ屈指のタレントを擁しながら、リーグ戦では13試合を終え4勝4分け5敗で首位浦和と勝ち点13差の13位と低迷しており、ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)でも3年ぶりの決勝トーナメント進出を果たしたものの、ホームで広州恒大(中国)に1‐5で大敗するなど8強入りを逃していた。
この日午前、クラブハウスを訪れたポポビッチ監督は、クラブ側から7日に解任を通達されたことを明かし、「選手たちには挨拶して感謝の気持ちを伝えた。こういう形で去ることは残念だが、サッカーの世界ではよくあること」と語った。
後任については未定で、9日午前から再開された練習は指揮官不在のまま行われた。