J2福岡、経営危機を回避へ
サッカーJ2で経営再建中の福岡が、増資で債務超過を解消できる見通しとなり、クラブライセンス交付にめどが立ったことが23日、分かった。9月に控えた来季の審査でリーグ参加資格を失う可能性もあったが、回避の見込みとなった。
福岡市に拠点を置くシステム開発・賃貸不動産情報サイト運営「システムソフト」(本社東京都千代田区)から約1億円の出資を受ける。筆頭株主もコカ・コーラウエスト(福岡市東区)からシステムソフトに代わることになる。
福岡は昨年、資金繰りの悪化による経営危機が表面化、野見山篤新社長の下で再建を進めている。