サッカーで差別行為の男性が謝罪
サッカーJ1の横浜M-川崎(23日)の試合中、横浜Mの男性サポーターが相手選手に向けてバナナを振りかざす差別的行為をした問題で、横浜Mの嘉悦朗社長(59)は24日、当該男性に選手ら川崎関係者へ宛てた謝罪文を提出させ、スタッフを通じて川崎側に届けたと明らかにした。
欧州のリーグでは黒人選手にサルの好物のバナナを投げ入れる差別的な行為が起きているが、Jリーグで明るみに出たのは初めて。男性は無期限入場禁止の処分を受けた。嘉悦社長は川崎の武田信平社長(64)にあらためて謝罪し「恥ずべき行為であり、抑止の面で力不足だったことに自責の念がある」と語った。