横浜市内で合宿中のサッカー日本代表は８日、親善試合・ベネズエラ戦（９日・横浜国際）に向けて試合会場で冒頭１５分間をのぞいた非公開練習を行って最終調整した。

　練習後に公式会見に臨んだアギーレ監督は、就任後の初戦となったウルグアイ戦から「全員選手を見たいと思っているので５人選手が替わります」と大幅にメンバーを入れ替えることを明言。同戦で出番がなかったＦＷ大迫勇也（ケルン）、ＭＦ柴崎岳（鹿島）、扇原貴宏（Ｃ大阪）らが出場する見込みだ。

　また、指揮官は主将についても「明日の試合もキャプテンは本田」と、初戦と同じくＦＷ本田圭佑（ＡＣミラン）に任せることも明かした。

　アギーレ体制の初陣となったウルグアイ戦では守備のミスから２失点。攻撃面でも、好機を多く作れずに力負けした。ＤＦ長友佑都（インテル・ミラノ）が「みんな、勝利に飢えている。（ブラジル）Ｗ杯から勝っていないし、勝つことが求められる」と語るように、ベネズエラ戦では、内容の上積みだけでなく新体制初勝利も求められる一戦となりそうだ。