日本、ガーナに5‐0 後半若手を投入

 「女子国際親善試合、日本5‐0ガーナ」(13日、NDスタ)

 仁川アジア大会で連覇を狙う女子日本代表・なでしこジャパンの壮行試合となる一戦。FIFAランク3位の日本が、同48位のガーナを相手に5‐0で快勝した。

 キックオフ早々の前半17秒。MF宮間あや(岡山湯郷)からDF裏へロングパスが通り、FW高瀬愛美(INAC神戸)が相手GKよりも先に右足で触れたボールが、ゴールに飛び込んで先制。

 前半11分にはMF阪口夢穂(日テレ)が、浮き球で2点目のゴール。さらに同18分、国内復帰したMF川澄奈穂美(INAC神戸)が左サイドからクロスを上げ、ニアへ走り込んだ高瀬が右足のアウトで合わせて、この試合2点目。

 前半30分にはDF長船加奈(仙台)が代表初ゴールとなるミドルシュートを決めた。同38分にはMF中島依美(INAC神戸)が左足で約25メートルの距離を鋭く蹴り込み、5点目のゴールを奪った。

 前半を5‐0で折り返した日本は、後半からメンバーを大幅に入れ替え、GK山根恵理奈(千葉)、MF猶本光(浦和)ら若手5人が交代で出場。同25分過ぎには18歳のDF羽座妃粋(はざ・ひすい=日体大)もピッチへ送り込まれた。

 前半のようなゴールラッシュはなかったが、攻撃の主導権は日本が握った。だが、ガーナも懸命に守り、得点シーンは生まれなかった。

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