C大阪・山口蛍が右膝手術で今季絶望

 J1・C大阪は25日、右膝外側半月板損傷で戦列を離れていたブラジルW杯日本代表MF山口蛍(23)が、26日に手術を受けると発表した。8月9日の第19節FC東京戦(ヤンマー)で負傷し、当初は保存療法を選択していたが違和感が取れず、22日に再検査を行った結果、負傷箇所の悪化が判明したため手術に踏み切る。

 クラブ関係者によると関節鏡手術で、詳しい全治については手術後あらためて発表されるが、2~4カ月を要する見込みで、今季中の復帰は絶望的となった。J2降格圏内の16位に低迷し、残留争いに直面しているC大阪にとっては大きな痛手となる。

 また、日本代表の連覇が懸かる来年1月のアジア杯(オーストラリア、9~31日)への出場も事実上困難となった。

 山口は既に入院しており、この日、大阪市此花区のクラブハウスには姿を見せなかった。大熊監督は練習後「大事な選手なので、帰ってきてほしいですけど無理はさせたくない。本人とは焦らずにまず治すことをという話はしている」と明かした。

 宮本強化本部長は「再発のリスクや次のシーズンまでの時間を考えたら(手術は)早い方がいい。本人にとってベストの選択ならクラブは止めることはできないし、本人が一番つらいはず」と山口を思いやった。

 今季は第18節新潟戦まで全試合フル出場していた山口だったが、8月9日の第19節FC東京戦で右膝を痛め途中交代、全治6週間と診断されていた。14日にC大阪U‐18との練習試合(25分×2)で実戦復帰するなど順調に回復へと向かっていたが、17日の練習中に接触プレーで右膝に違和感を抱き再び離脱。同日、病院で行った精密検査の結果、患部に異常は見られなかったが、大事を取り室内調整を続けていた。事を取り室内調整を続けていた。

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