岡崎 ブラジル戦の「収穫」を主張
サッカー日本代表FWのマインツ・岡崎慎司(28)が16日、公式ブログを更新し、日本が0-4と敗れた14日の国際親善試合ブラジル戦への様々な批判に対して、自分の意見を明確に伝えた。
まず岡崎は「僕がブラジル戦で言えることは自分がFWとしてチームを助けれなかったこと。それだけです!」と自分の責任に言及した。
それは勝ち負けという結果だけではなく「若い選手達に自信持たせる一発を取れなかった自分に腹が立つ!」と、この試合の持つ意味に対しての、岡崎の責任感が言わせた。
今回の国際親善試合、特にブラジル戦でアギーレ監督が目的としたことについて、岡崎は「ブラジル戦で何よりポジティブなのは 若い選手が試合に出た事」と理解している。
Jリーグで活躍する若い選手にとって、今回の起用がいかに大きな意味を持つか。「周りがどう思っても俺はJリーグで育ったから分かる!代表での経験は底知れないパワーを自分達に与えてくれる」と、岡崎は自分の経験から彼ら若手がどんな思いで代表ピッチに立ったかを理解している。
そして「Jリーグで出てる選手にチャンスがある事は ポジティブでフェアでみんなの刺激になる!」と、次世代を支える選手たちにも熱い目を注いでいる。
その道を閉ざさないためにも、「目先の勝利を追うのは代表だし、厳しい意見は受け入れるけど 後ろ向きな意見はやっぱり嫌や」と、岡崎は今回の敗戦の中から収穫をつかみ取ったようだ。