J2降格崖っぷち徳島が7戦ぶり勝ち点
「J1、徳島2-2神戸」(18日、ポカリ)
最下位の徳島が神戸と引き分け、7戦ぶりに勝ち点を挙げた。
徳島はこの試合に負けた場合、残留を争う他チームの結果次第では降格が決定する可能性があった。前半29分に神戸FWマルキーニョスに先制ゴールを許して暗雲が立ちこめたが、同45分にDFアレックス(31)が同点ゴール。後半7分にはMF衛藤裕(31)からのロングパスを受けたDF橋内優也(27)がドリブルで右サイドを攻め上がり中央へクロスを上げると、これが相手DFに当たってオウンゴールとなり、勝ち越しに成功した。
今季ホーム初勝利が見えかけた徳島だったが、後半22分、神戸MF森岡亮太(23)に同点のミドル弾を決められた。終盤は猛攻にさらされたが、GK長谷川徹(25)が好セーブを連発するなど、執念の守備で何とかドローに持ち込んだ。
連敗を6で止めたとはいえ、崖っぷちの状況は変わらない。残り6試合。小林伸二監督(54)は「次につながる大きな勝ち点1。次は勝ち点3を取れるように準備したい」と話した。