「なでしこリーグ・エキサイティングシリーズ上位リーグ第７節　ＩＮＡＣ神戸１－１岡山湯郷（３日、富山県総合運動公園陸上競技場）」

　ＩＮＡＣ神戸が１－１で引き分け、１０月２５日に就任にした熊田喜則（５３）新監督の初陣を勝利で飾ることはできなかった。新潟が日テレに勝利したため、ＩＮＡＣ神戸は上位リーグ最下位となる６位に後退した。

　４連覇が消滅したＩＮＡＣ神戸は前半１２分、ＭＦ中島のクロスをＭＦ澤が頭で合わせて先制する。６月２２日の仙台戦以来となる大黒柱の一発は、ＩＮＡＣ神戸にとって４試合ぶりのゴールとなった。同点とされた後の後半ではＦＷ高瀬が立て続けに決定機を迎えたが、岡山湯郷の日本代表ＧＫ福元の好守に阻まれ勝ち越し点を奪えず、４試合未勝利となった。

　岡山湯郷は０－１の前半２７分、約２５メートルのＦＫを日本代表ＭＦ宮間が直接沈めて同点に追い付いた。