遠藤、今野、内田が代表復帰
日本サッカー協会が5日、都内のJFAハウスで11月14日のホンジュラス戦(豊田)、同18日のオーストラリア戦(ヤンマー)に臨む日本代表23人を発表した。
W杯ブラジル大会メンバーの遠藤保仁、今野泰幸(ともにG大阪)、一時は代表引退を示唆する発言をしたW杯ブラジル大会メンバーの内田篤人(シャルケ)がW杯以来となる復帰を果たした。
9月の代表合宿を負傷のため途中で離脱した長谷部誠(E・フランクフルト)も復帰した。
FW本田圭佑(ACミラン)、MF香川真司(ドルトムント)も選ばれた。
遠藤、今野を招集した理由について、アギーレ監督は「サッカーで重要なのは質であり、年齢ではありません」と明言。クラブでのプレーぶりを指して、「毎週末、自分のクラブだけではなく、ゲームのベストプレーヤーになる2人です。年齢を考えたとしても力強い、フィジカルコンディションの状態がよいと見受けられます。柴崎や田口のように代表のキャリアをスタートさせている選手の力になってくれると思う」と期待した。
FWではJリーグで3年連続15得点と好調の豊田陽平(鳥栖)を呼ぶ。豊田について質問を受けた監督は、まず、「質問していただきありがとうございます」と返した。最近のプレーぶりに注目していたようで、「違ったものを代表に持ち込んでくれると期待して呼びました。パワフルな選手です。空中戦でも強い。岡崎とはまた違った特徴を持っています。ですので、違った攻撃ができますので、代表の攻撃はまた豊富になる。Jリーグで15得点決めています。呼ぶべき選手だなと思います。実際、ゲームで見ても誇りを持って正直にプレーする選手と思う。この2試合で力になってくれると思います」と褒めちぎった。
代表全選手は以下の通り。
▽GK
川島永嗣(スタンダール)
東口順昭(G大阪)
西川周作(浦和)
▽DF
森重真人(FC東京)
太田宏介(FC東京)
内田篤人(シャルケ)
吉田麻也(サウサンプトン)
塩谷司(広島)
酒井高徳(シュツットガルト)
昌子源(鹿島)
松原健(新潟)
▽MF
遠藤保仁(G大阪)
今野泰幸(G大阪)
長谷部誠(E・フランクフルト)
香川真司(ドルトムント)
田口泰士(名古屋)
柴崎岳(鹿島)
▽FW
豊田陽平(鳥栖)
岡崎慎司(マインツ)
本田圭佑(ACミラン)
小林悠(川崎)
乾貴士(E・フランクフルト)
武藤嘉紀(FC東京)