【コメント集】アギーレ日本6発大勝
「国際親善試合、日本6-0ホンジュラス」(14日、豊田)
◆ハビエル・アギーレ監督「いい戦い方ができた。ブラジル戦の痛い敗戦の後だったので勝利でサポーターを楽しませようと思っていた。(ベテラン起用は)アジア杯に向けてのチームづくり。ベンチを見ても若い選手がいるし、非常にバランスのとれたチームです。今日の試合はあらゆる要素があったゲーム。守備、攻撃ともいい形ができた。そして今後のことを考えると守備、攻撃ともさらに精度を上げていかないといけない。(オーストラリア戦は)アジア杯に連れていく23人を決めるため、選手を見極めたい。そして勝利も収めたい。(アジア杯の目標は)優勝することです」
◆MF長谷部誠「いいところもありましたし、修正しないといけないところもあった。これから細かいところを見ていきたい。ブラジルW杯で応援してくれた方たちに失望させてしまった。もう一度自分たちに応援して期待してもらうために新しいスタート切っていくという形で、今日は点も取れましたし、いい形でできたと思います。慣れないポジションでしたが、頭を使ってやりました。今日はチーム全員でコミュニケーションがとれた。若い選手がたくさん入っている。そういう選手と日本をサッカーよくしていきたい。(オーストラリア戦は)アジア杯でライバルになる国だし、しっかりした内容でしっかり結果を出したい。個人的にはメンバーに選ばれることが大事ですし、この試合も次の試合も大事。チームとしてはもう一度アジアの頂点を目指してやっていきたい」
◆MF遠藤保仁「ゴールもたくさん生まれましたし、いい形もできたので非常に良かったと思います。(ザッケローニ監督時代よりも前のポジションでの起用に)基本的には自由に動いているんですけど、よりゴールを意識したプレーをあの位置だと増やしていきたい。(ゴールは)前に行っている方が楽しいので。そのおかげかなと。まあ本田もよく見てくれていた。自分も珍しいゴールなんですけど。前に人数をかけすぎずいろんな位置からシュートが打てればと思っていた。たまたまですけど、いいゴールだったかなと思います。僕自身まだまだアピールしないといけない立場。年は関係ないと思っていますし、この調子を最低限維持しながら、パフォーマンスを上げていければ。
◆FW乾貴士「(1点目は)思い切って中に行ってボールを受けようと思っていた。(本田が)絶対に見てくれていると信じていましたし、ドンピシャのボールがきました。合わせるだけだった。ケイスケ君のボールが本当に良かったです。信じて走って良かった。大阪でもう1試合あるのでしっかり結果を残してアジア杯に向けて頑張りたい」
◆FW本田圭佑「立ち上がりの入り方が良かったですよね。セットプレーで取れて、その後チームがリラックスできた。あの1点があった、なかったではこの結果になっていたかどうか大きく違うのでは。篤人としっかり連係取りながら攻撃的にできた。無駄な戻りを、彼が前にいていいよと、その分攻撃に専念できた。(ゴールは)5メートル後ろでもあのタイミングでは間に合わなかった。何というんですかさぼるんじゃないですけど、(相手ボールを)取った時のイメージも持ててたんで。クリアした時には動けていた。おそらく頑張りすぎるとあの得点はない。頑張りすぎるとあと5メートル(守備に)下がっていると思うんで。それがサッカーの難しさというか面白さだと思います。(アシストは)たまたま顔上げた時、味方がいい位置にいた。(内田は)3回くらい走ってくれた。まあ使わなかったですよね。何か後でフォローしておきます。(オーストラリア戦は)続けることだと思います。代表とはそういう集まりだと思っていますし、そういう緊張感がないといけない。再スタートというか、気を引き締めて次の試合に向けてしっかり準備していきたい」