J2讃岐J3との入れ替え戦行き決定
「J2、讃岐0-1大分」(15日、丸亀)
讃岐が大分に敗れて21位が確定し、J2・J3入れ替え戦行きが決まった。
自動残留の可能性を残すためには勝つしかなかった讃岐。守備を固めて大分の攻撃をしのぎ、0-0で前半を折り返した。
後半に入るとFW木島良輔(35)やMF古田寛幸(23)ら攻撃陣を次々に投入、一気に攻めに転じた。同25分には左からのクロスをファーサイドのFW高橋泰(34)が折り返し、中央に走り込んだMF古田へ。決定的なシーンだったが、古田の右足シュートはうまくヒットせず、枠を外れた。
すると同31分、痛恨のゴールを喫する。MF高木和正(29)が蹴ったFKからカウンターを許し、ドリブルで駆け上がった大分MF松本怜(26)に先制弾をたたきこまれた。
リードを許した讃岐は終盤、パワープレーを仕掛けて同点ゴールを狙ったが、J1昇格プレーオフ進出を目指す大分の粘り強い守備にはね返され、無得点のまま終了のホイッスルを聞いた。
JFLで2位に入った昨季、鳥取との入れ替え戦を制してJ2昇格を果たした讃岐。今度は逆の立場で2年連続の入れ替え戦に挑む。北野誠監督(47)は「残念だが、これが1年間戦った結果。気持ちを切り替えて入れ替え戦に臨みたい」と話した。