Ｊ１名古屋が１６日、ＭＦ中村直志（３５）の今季限りでの現役引退を発表した。

　千葉県船橋市出身で市船高から日大を経て０１年に名古屋に加入。それ以来、１４年間名古屋ひと筋でプレーした。０６年には日本代表にも初招集され、トリニダード・トバゴ戦では途中出場を果たした。

　中村はクラブのサイトに「プロサッカー選手として一つのチームでキャリアを終えられることをとても誇りに思います。ファン・サポーターの皆様には、これまでどんな時も僕のことを支えていただき本当に心から感謝しています。また２０１０年にはリーグ優勝を経験する事ができ、プロサッカー選手として、とても幸せに思っています。こうした素晴らしい経験ができたのも、これまで僕を応援してくださった全ての皆様のお陰です。１４年間本当にありがとうございました」と、コメントを寄せた。

　プロ１４年間の成績はリーグ戦３４１試合３０得点、ナビスコ杯５４試合３得点、天皇杯２５試合４得点、ＡＣＬ（アジアチャンピオンズリーグ）１７試合１得点だった。