サッカー元日本代表・井原氏が吉本入り

 サッカー元日本代表の主将で、来季からJ2・アビスパ福岡の監督を務める井原正巳氏(47)が、タレント事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーとマネジメント契約を結んだことが20日、発表された。

 同社では今年8月に、地域の活性化を目的として、スポーツ選手を各地に派遣する「ふるさとアスリート制度」をスタート。井原氏はこの制度にも参加する。

 井原氏は「このたび、よしもとクリエイティブ・エージェンシーにマネジメント業務をお願いすることになりました。2015年はアビスパ福岡の監督として、福岡の街を盛り上げるだけではなく、ふるさとアスリートとして、福岡の地域に貢献していけるような取り組みを福岡市民の皆さまと、ご一緒出来ればと考えております」とコメントした。

 井原氏は1988年に初めて日本代表入りして以来、守備の柱として代表に定着。96-99年には主将も務めた。国際Aマッチ出場122試合は、2012年にG大阪・遠藤保仁に塗り替えられるまで、日本代表の最多記録だった。

 よしもとクリエイティブ・エージェンシーはタレントのほか、現役、OBを問わずスポーツ選手のマネジメント業務も行っており、そのほとんどがふるさとアスリートとして登録されている。サッカー選手では、日本代表のDF太田宏介(FC東京)や、元日本代表FWの永島昭浩氏らが、野球選手では現役メジャーリーガーの青木宣親外野手(ロイヤルズ)、黒田博樹投手(ヤンキースからFA)らが名を連ねている。

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