C大阪・山口蛍 初めて去就語った
去就が注目されているC大阪のブラジルW杯日本代表MF山口蛍(24)が20日、大阪市内で報道陣の取材に応じ、「日本でやるならセレッソ以外考えていない」と条件付きながらも初めてC大阪残留の意思を表明した。
山口は既にクラブ関係者には国内なら残留する意向を伝えており、10日には国内クラブからの正式オファーに対して断りの電話を入れている。
「残留するか海外に行くか気持ちははっきりしている」と、あらためて強調した山口。かねて欧州移籍の夢を公言しているが「海外ならどこでもいいわけではない。自分が成長できる場所なら」と、足元をしっかりと見つめた。現在、C大阪に海外からの正式オファーは届いていない。
C大阪との正式な契約更新が行われるまで来季について「何も話せない」と繰り返してきたが、主将として山口なりの“ケジメ”をつけた形だ。
この日は来季の新ユニホーム発表会にチームメートらとともに出席。「ケガをしてしまいチームに貢献できず、悔しい1年だった」とJ2降格に終わった今季を振り返った。