サンフレ小谷野社長が広島市長選に出馬
J1サンフレッチェ広島の小谷野薫社長が、4月12日投開票の広島市長選に無所属で出馬する意向を固めたことが17日、わかった。Jリーグのクラブの社長が、現職のまま市長選に立候補するのは異例。
この日、広島市内のホテルで開かれた「新加入選手発表記者会」に出席。報道陣の質問に「今回、選挙に出るのは、サンフレとは独立した(個人の)動き。街づくりがテーマ」と話した。
小谷野氏は、東京都墨田区出身。野村総合研究所勤務などを経て、2012年4月にサンフレッチェの取締役となり、13年1月から現職に就く。現在議論が続いている旧広島市民球場跡地(中区)へのサッカースタジアム建設を核とした中心部の活性化を争点に揚げるという。
市長選には、現職の松井一実氏が再選を目指して立候補の意向を固めている。横浜市中区の執筆家・荒木実氏が無所属での立候補を表明している。