日本 引き分け以上で1位通過
「サッカー・アジア杯1次L 日本-ヨルダン」(20日、メルボルン)
引き分け以上でグループDの1位通過が決まる2連勝の日本(FIFAランク54位)は、1勝1敗のヨルダン(同93位)と1次リーグ最終戦を戦う。
13年3月、W杯ブラジル大会アジア最終予選で、日本は敵地でヨルダンに1-2で敗れ、最終予選唯一となる黒星を喫した。
試合後に香川真司がユニホーム交換をしたサイフィに、首をかっきるポーズを見せつけられ、当時のザッケローニ監督が激怒したことは記憶に新しい。
ただ、純粋にサッカーの実力も侮れない。この対戦のヨルダンの2得点目は、日本がボールを奪われた後、FWハイルの単独突破によるカウンターで奪われた。今大会はイラクに0-1で敗れているが、スキを見せると失点に直結する可能性が高い。
過去の対戦成績は1勝1敗2分けとまったくの五分。11年のアジア杯前回大会では1-1と引き分けたが、後半ロスタイムに吉田麻也が同点弾を決めるまで、あわや敗戦というところまで追い込まれた。
負ければ日本、イラク、ヨルダンが勝ち点6で並ぶ可能性が高い。負けられない試合を侮れない相手と戦う。
キックオフは日本時間午後6時。