元日本代表FW永井 J2群馬入り
J2群馬は12日、元日本代表FWの永井雄一郎(35)を獲得したと発表した。
東京都出身の永井は、高校卒業後の97年に浦和に入団。09年にJ1清水、12年にJ2横浜FCへ移籍し、昨季は関西リーグのアルテリーヴォ和歌山に所属していた。
日本代表でも03年コンフェデレーションズ杯フランス大会に出場するなど、国際Aマッチ4試合に出場し、1得点を挙げている。
永井はクラブを通じて「今回、練習生という立場から契約に至ったことをうれしく思います。それで満足することなく、チームの目標に向かって、自分も頑張っていきたいと思います」とコメントした。
永井は1月25日に、練習生として初めて練習に参加。その日の自身のブログには「初日の練習が終わりました。本当に緊張しました」「やっぱりまだまだ現役でサッカーを続けていきたいと強く思いました」とつづっていた。
この日、ブログを更新し「昨シーズン、地域リーグでプレーしていましたが、ずっとJの舞台に戻ると強い意志でトレーニングしてきました」「ただ、これがもちろんゴールではなく、スタートだということ。自分が高校を卒業してレッズに入団した時と同じ気持ちでいます。このチャンスをくださった皆さんにちゃんと恩返しができるように、チームのために一生懸命プレーをしたいと思います」などと決意表明した。
練習生から契約を勝ち取った35歳の元日本代表が、ギラギラした思いを胸にJリーグの舞台に戻る。