澤、言葉少な 「頑張ります、また」
女子サッカー・アルガルベ杯(3月、ポルトガル)に出場する「なでしこJAPAN」のメンバーが13日、発表され、INAC神戸からはFW川澄奈穂美(29)、FW大野忍(31)、MF鮫島彩(27)、DF近賀ゆかり(30)、FW高瀬愛実(24)、GK海堀あゆみ(28)、MF田中明日菜(26)の7人が選出された。昨年、5月以降、代表落ちの続くMF澤穂希(36)は今回も外れた。
今大会は強豪国がそろい、6月のカナダW杯へ向けた前哨戦。6大会連続のW杯出場へ向け窮地となった澤はこの日、神戸市内でチーム練習に参加。練習後、「頑張ります、また」と短い言葉に決意を込めた。
川澄は「一緒にやっていてまだまだうまい選手とみんなが思っている。いつまでも頼っていられないという思いと一緒に代表で戦いたい思いと両方ある。W杯を一緒にプレーできるように自分自身が頑張りたい」と先輩との大舞台を見据えた。
仙台から今季加入した鮫島は「自分の役割をしっかり果たしたい。攻撃が持ち味なので、そこをしっかり出したい。充実した(神戸の)環境はプラスになっている」と成長に自信を見せた。