西川周作ハリルジャパン守護神へ名乗り
J1浦和のGK西川周作(28)が6日、リーグ開幕戦(7日、湘南戦)を前に「いよいよだなという気持ち」と、意気込んだ。この日、チームはさいたま市内の練習場で軽めに練習し、翌日の試合に備えた。
チームは今季、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグの水原戦(2月25日)、ブリスベン戦(3月4日)、富士ゼロックス・スーパーカップのG大阪戦(2月28日)と、公式戦3連敗を喫している。いずれも失点を許している守護神は、「内容は悪くない。みんな同じ方向を向いている」と、前を向いた。
また5日には、次期日本代表監督に元アルジェリア代表監督のハリルホジッチ氏が合意したことが明らかになった。これまでザックジャパン、アギーレジャパンでも代表に名を連ねてきた西川は、「決まりっすか?特に気にしていない」と、あっけらかんと答えた。それでも、視線はすでに新監督の初陣となることが濃厚な27日の国際親善試合・チュニジア戦(大分)に注がれている。
「次の代表戦は(地元)大分なので楽しみ。そこに選ばれるためには、リーグ戦で結果を出さないと」
新監督にアピールするためにも、リーグ戦に臨むモチベーションも高まっている。「みんな(代表への)スタートラインは同じなので、まずはチームで結果を出したい」。ゴールを死守して、ハリルホジッチジャパンの守護神へ名乗りを上げる。