大久保のデスゴール今年は横浜M?
7日に行われたJ1開幕戦で横浜Mからゴールを奪ったFW大久保嘉人に、奇妙なジンクスがある。「そのシーズン最初のゴールを奪った相手がJ2に降格する」という、いわゆる“デスゴール”のジンクスだ。
この流れは神戸時代の11年から続いている。11年は第7節(東日本大震災の影響で開催順序が変わり、この年2試合目のリーグ戦)で甲府から得点を挙げた。12年は開幕節でG大阪から、13年は第2節に大分から、昨季14年は大宮から。それぞれの対象クラブがJ2に降格している。
12年のG大阪のような強豪クラブ、14年の大宮のような“落ちない”ジンクスを持っていたクラブに対しても当てはまっている。ただ、10年の広島、ドイツからJリーグに復帰した9年の広島には当てはまっていない。また、12年は当時自身が所属していた神戸もJ2に降格している。
過去には、現FC東京のFW前田遼一が磐田時代に、同様のジンクスが07年から6年連続で続いた例がある。
大久保は試合後「マリノスは大丈夫でしょ」と笑ったが、果たして…。