柿谷 古巣で毎試合100人招待
J2C大阪は10日、今季のホームゲームで「YOICHIROシート」を設置すると発表した。
昨年7月にスイスのスーパーリーグ、バーゼルに移籍するまで在籍した日本代表FW柿谷曜一朗(25)からの申し出で実現したもので、ヤンマースタジアム長居かキンチョウスタジアムのメーンスタンドに100席設置し、毎試合100人を招待する。
“柿谷シート”は大阪氏、堺市などに寄付し活用してもらうほか、柿谷の意向をくんで幅広く子どもたちを招待しようと現在調整中だという。
柿谷はC大阪を通じて、以下のようにコメントした。
「僕がサッカーを始めたきっかけは、たまたまセレッソの選手に出会って、手を振ってもらったことからでした。そこからセレッソのスクールでサッカーを始めて、ずっと成長させてもらってきました。一人でも多くの子どもたちがスタジアムに来て、そういうきっかけを作ってもらえたら嬉しいです」
「サッカーを始める、セレッソを応援する、そういう子どもがどんどん増えていって欲しいと思い、『YOICHIROシート』を設置してもらうことにしました」
「いつかまた僕がセレッソに帰ってきたときに、『YOICHIROシート』がきっかけでサッカー選手を目指そうと思った子どもたちに会いたいです」