G大阪が初勝利 宇佐美弾&今野投入

前半、G大阪・宇佐美貴史がシュートを放つも、ゴールならず=山梨中銀スタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 「J1、G大阪2-0甲府」(22日、中銀スタ)

 代表選手4人を擁するG大阪は、アウェーで甲府と対戦し、2-0で勝利した。

 G大阪が総力戦をモノにした。前半11分という早い段階で37歳のMF明神が足を痛め、途中交代。0-0の前半終了間際には、MF大森が相手DFと接触、後半からは左太もも裏のけがから復帰し今季初のベンチ入りのMF今野がピッチに立った。

 試合が動いたのは後半17分、FWパトリックがドリブルで攻め上がると、最後はMF阿部がズドン。待望の先制点を奪うと、一気に流れをつかむ。2分後の19分には、FW宇佐美が鋭く右足を振り抜き、追加点を決める。

 富士ゼロックススーパー杯を除くと、今季公式戦初の完封で、勝利を奪った。“勝ち”から見放されていた王者がようやくらしさを取り戻した。

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