DF鮫島彩“二刀流”に意欲

トレーニングを終え、笑顔を見せる鮫島彩(中央)=撮影・西岡正
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 サッカーの女子W杯カナダ大会(6月6日開幕)で連覇に挑む女子日本代表「なでしこジャパン」はイタリア戦の勝利から一夜明けた29日、長野市内でイタリアと非公開の練習試合を行い、長野合宿を打ち上げた。

 DF鮫島彩(27)=INAC神戸=が“二刀流”に意欲を見せた。鋭いドリブルが武器で、なでしこジャパンでは不動の左サイドバックだが、FW岩渕(バイエルン・ミュンヘン)が右膝痛のため、前日28日のイタリア戦、この日の非公開イタリア戦では左MFを務めた。

 佐々木監督は、W杯本大会でも対戦相手と状況に応じて攻撃的な起用も示唆。切り札としての役割も求められるが、鮫島は「もともと攻撃的なポジションでプレーしていた。違和感はない」と話した。

 チームは6月1日にカナダへ出発し、8日(日本時間9日)に1次リーグC組初戦でスイスと対戦する。

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