前半33分に澤を投入!奇跡を起こせ
「カナダ女子W杯・決勝、日本-米国」(5日、バンクーバー)
サッカー女子W杯連覇を狙う日本代表「なでしこジャパン」は5日16時(日本時間6日8時)からバンクーバーのBCプレース・スタジアムで米国代表との決勝に臨み、ベンチスタートとなった前回2011年ドイツ大会のMVPであるMF澤穂希(INAC神戸)を前半33分に早くも投入した。
立て続けに4失点を喫したなでしこは前半27分にFW大儀見優季(ウォルフスブルク)が反撃のゴールを決めた。1-4となったところでベンチは早くも動く。DF岩清水梓(日テレ)に代えて澤を投入。阪口夢穂(日テレ)、熊谷紗希(リヨン)、宇津木瑠美(モンペリエ)の3バックに布陣を変更して3点を追う。
澤はベンチで控えメンバー全員とタッチを交わし気持ちを込めてピッチに向かった。史上初となるW杯6大会連続出場の経験をこの苦境で生かしたい。
なでしこは澤に続いて、39分にMF川澄奈穂美(INAC神戸)に代えてFW菅沢優衣香(千葉)を投入。早くも2枚目のカードを切った。