日本代表、長谷部ら帰国 強い危機感
サッカーのドイツ1部リーグ・フランクフルトに所属する日本代表MF長谷部誠(31)、ハノーバーの同DF酒井宏樹(25)、ハンブルガーSVの同DF酒井高徳(24)が31日、W杯ロシア大会アジア2次予選カンボジア戦(3日、埼玉)、同アフガニスタン戦(8日、テヘラン)に向けて羽田空港着の航空機で帰国した。
長谷部はここまでリーグ戦全3試合に先発出場。29日のシュツットガルト戦では今季初めてボランチとして先発出場し、後半は右サイドバックでプレー、開幕3戦目で今季初勝利を飾った。
日本代表は6月のW杯2次予選初戦シンガポール戦(埼玉)でスコアレスドローに終わり、国内組のみで臨んだ8月の東アジア杯でも2分け1敗の最下位と、アジア勢相手に4試合勝利がない。長谷部は「今の状況は選手みんな分かっている。今はとにかく結果も内容も見せないといけない。その覚悟はみんな持っていると思う」と強い危機感を口にした。