清水最下位転落…迫る初のJ2降格
J1のリーグ戦が26日、各地で行われた。年間優勝争いで浦和が鹿島を2-1で破って首位を守った一方で、J1残留争いも佳境に。清水は広島に1-5で大敗し、年間最下位に転落。93年のJリーグ発足以来守ってきたトップカテゴリーから降格する可能性が高まってきた。
清水は前半19分にカウンターから広島・MFドウグラスに、同24分にCKからDF水本に頭で決められリードを許した。後半19分にFW鄭大世がFKからのパスをヘディングで決め1点を返したが、同30分、35分と立て続けにFW浅野にゴールを許し力尽きた。試合終了間際にも柏にゴールを許し大敗を喫した。
清水と同様に厳しい状況にあるのが今季昇格した山形だ。この日は仙台と1-1で引き分け、最下位を脱出したものの、第2ステージは12戦7分け5敗と勝ちがない。第1ステージと通算しても、5月10日の柏戦以来リーグ戦の勝利はなく、18試合連続勝ちなしと勝ち点を積み上げられずにいる。
J1に残留できる15位にいる新潟の勝ち点は29。清水、山形は残り5試合で8ポイント差をはね返さなければならず、後がないところまで追い込まれた。16位の松本も勝ち点24で新潟とは5ポイント差つけられている。