広島・山岸 出場2分でロスタイムV弾
「J1、広島2-1川崎」(17日、エディオンスタジアム広島)
広島が途中出場のMF山岸智(32)の決勝ゴールで第2ステージ首位を守ると同時に、年間順位でも首位に立った。山岸がピッチに立ったのは後半ロスタイム1分で、その2分後の同ロスタイム3分に大きな仕事を成し遂げた。
後半5分、エリア外からこぼれ球をダイレクトでたたき込んだ柴崎のゴールで先制したものの、同38分、川崎・大久保のゴールで同点とされた広島は、後半ロスタイムに山岸を投入した。浅野のドリブル突破がクリアされたボールに山岸が反応し、左足シュートで得点した。
なお、J1歴代最多得点記録がかかっていたFW佐藤寿人は無得点だった。J1歴代1位は中山雅史(現JFL沼津)の157点、佐藤が156点で続き、この日1得点の大久保が155点とした。