W杯招致買収疑惑を否定 独のベッケンバウアー氏

 【ベルリン共同】サッカーの2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会の招致委員会会長を務めた元名選手のベッケンバウアー氏は18日、招致で買収行為があったとの報道について「票を得るために、私は誰にも金を渡していない。ほかの招致委の委員も誰ひとりやっていないと確信している」と否定する声明を出した。

 ドイツの有力誌シュピーゲルは、招致委が1030万スイスフラン(約13億円)の裏口座を設け、開催地を決めた00年のFIFA理事会でアジア出身の理事4人の票を得るために使用したと報道。ドイツ連盟は疑惑を否定し、同誌への法的手段も検討するとしている。

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