ハリル監督、川島永嗣の合意に喜ぶ
日本サッカー協会が5日、アウェーで行われるW杯ロシア大会アジア2次予選のシンガポール戦(12日)とカンボジア戦(17日)の日本代表選手を発表した。ハリルホジッチ監督は、今回のメンバーには選ばなかったが、GK川島永嗣がスコットランドのダンディー・ユナイテッドと契約間近であることを喜んだ。
ハリル監督は西川周作(浦和)、東口順昭(G大阪)、林彰洋(鳥栖)の3人を発表した後、川島の名前を出して、「良いニュースとして永嗣ですね。あるクラブとほぼ合意までいっている」と語った。「労働許可証が必要とのことですが、トレーニングは続けている。ただ、できるだけ早くプレーしてほしいと思います」と、一日も早く実戦でプレーすることを望んだ。
「それは全員に言えます。自分のポジションを確保することです。そうしないとA代表には入れません。レベルとパフォーマンスが良くないとA代表には入れません」と競争原理があることを強調したが、指揮官は「永嗣にはうれしいと思います。ずっとコンタクトをとっていますから。あとはプレーするのを待つだけです」と上機嫌だった。
川島は今夏、ベルギーのスタンダール・リエージュを退団。所属先が決まらない状況を鑑みて、ハリルホジッチ監督は9月のW杯予選から選出を見送っていた。