本田が予選5試合連続ゴール!
「W杯アジア2次予選、カンボジア-日本」(17日、プノンペン)
12日のシンガポール戦まで1次リーグE組で5試合4勝1分けの勝ち点13で首位の日本が、同組6試合全敗で最下位のカンボジアとアウェーで対戦。日本は1-0の後半45分に途中出場のFW本田圭佑(ACミラン)が頭でシュートを決め、W杯予選5試合連続のゴールを決めた。
日本は後半から出場ののMF柏木陽介(浦和)が同6分、右斜めからのFKで左足による柔らかいボールを放ち、これをFW岡崎慎司(レスター)が相手DFと競り合いながら頭で合わせて先制点を挙げた。
後半16分には2次予選6試合目で初のベンチスタートとなった本田が、先発FW宇佐美貴史(G大阪)に代わって出場。本田は直後のプレーで相手ゴール右ポスト際まで攻め上がった。
気温30度を越える人工芝ピッチでの戦い。日本のハリルホジッチ監督はシンガポール戦から先発8人を入れ替えていた。
日本は先制ゴール後の後半20分過ぎにも波状攻撃を仕掛け、同22分にはMF山口蛍(C大阪)が強烈なミドルシュートを放ったがGKセレイラットの真っ正面。同26分には右からDF長友佑都(インテル・ミラノ)がクロスを上げ、本田が頭で合わせたが、ゴールネットの上に外れた。
後半35分過ぎには柏木が右からのCKを続けて追加点機をうかがった。後半40分には20歳のFW南野拓実(ザルツブルク)が岡崎に代わってピッチへ。南野は42分に本田のシュートのこぼれ球から左足でシュートを放ったが、相手DFに阻まれた。
前半を0-0で後半へ折り返した日本は、後半の開始から先発MFの遠藤航(湘南)に代えて柏木を投入。最初の攻撃でその柏木が相手ゴール前に出したボールから、MF香川真司(ドルトムント)が反則を受けてPKを獲得。しかし、岡崎が蹴ったシュートは相手GKが左へ倒れ込みながらキャッチ。日本は先制点を逃したが、その5分後のチャンスは生かした。